神奈川にある住宅街の一軒家。ゴミ屋敷と化していたこの家で一人の男性が遺体で発見された。男性は30年以上にわたってひきこもっていた伸一さん(享年56)だった。誰もいなくなった家には、伸一さんの亡き父親が長年つけていた日記も残されていた。つづられていたのはどこにでもある家族の日々。しかし、ある時から父親は伸一さんを「まるで空蝉のようだ」と記すようになる。家族に何があったのか。この家の記憶をたどる。
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本編:59分
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