鴨長明の自分史ともいえる「方丈記」だが、長明は、なぜか自分の過去については多くを語らない。方丈の庵(いおり)に住むようになったいきさつも「不運が重なり、居場所がない」と語るのみ。長明はなぜ世捨て人となり方丈記を書いたのか?同時代の貴族の日記や、長明自身が詠んだ歌からは、俗世間を離れたいと願いつつ、同時に栄達も諦めきれない、普通の人・長明の姿が浮かび上がる。方丈記に記されなかった長明の人生に迫る。
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