小説「国盗り物語」では、織田信長、明智光秀、豊臣秀吉、徳川家康という傑出した才能が活躍する。全ての人間を機能として冷徹に利用した合理主義者・信長。その人間くささが「人を動かす力」になった秀吉。こうかつにその権力を制度化した家康。彼らの生きざまから司馬の「日本人観」がみえてくる。第1回は、司馬の人となりを探るとともに、戦国の英雄たちの姿から司馬の「日本人観」や時代を動かす「変革力」を読み解いていく。
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本編:24分
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※司馬遼太郎の「遼」の字は、本来、「しんにょうの点がふたつ」です。