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大河ドラマ「天地人」 特集Vol.2

いよいよ放送が目前に迫った大河ドラマ「天地人」の特集第2弾!
話題の豪華出演者陣の役名がひと目でわかる人物相関図を掲載。戦国の名だたる武将たちをうならせた直江兼続の人物像や物語の序盤の展開など、「天地人」をより深く味わうための予備知識を網羅した企画です。お船役の常盤貴子さんの特別インタビューもお楽しみに。

~越後の風土が育んだ、りりしい女性・お船~

兼続を公私ともに支え、大切な存在となる
妻・お船を演じるのは常盤貴子さん。
常盤さんにとってのお船像、また、妻夫木さんの
印象などを楽しく語っていただきました。

お船は戦国時代の“デキる女”
お船のどんなところに魅力を感じますか?
常盤:自分をしっかり持っていて、それをちゃんと人に伝えることができる。そういう女性に対しては、まわりも一目置くじゃないですか。景勝までもが信頼している。“デキる女”っていう感じです。今の人が見ても「この女、カッコいいじゃん」って思えるんじゃないかなあ。
直江景綱の娘が、家格が下の兼続を婿に迎えます。子どものころから知っている兼続を見る目はどう変わっていくんですか?
常盤:兼続は、仙桃院様(上杉謙信の姉・景勝の母)に認められて、景勝の小姓になったくらいですから、たぶん、子どものころから「この子、特別な子なんじゃない?」って思っていたと思うんです。でも、まだまだ子どもだなっていう目で見ていたのが、どんどん頼もしくなっていって、景勝を支える実際の働きぶりなども見て、だんだん尊敬の気持ちに変わっていくんだと思います。
ドラマ序盤のお船は“上から目線”?
現在の収録の段階で、兼続をどんなふうに感じていらっしゃいますか?
常盤:かわいいのぅって(笑)。セリフにも実際にあるんですけど「助けてあげなきゃ」っていう感じです。今撮っているところは、まだ結婚する前なんですが、私のほうが年上なんで、兼続に対して、わりと“上から目線”でものを言ったりしています(笑)。今までの大河ではあまり見ないようなシーンだと思います。兼続はちょっとお船に苦手意識を持っているようなので、常にムッとした顔でお船を見るんですよね。「また、来たか~」みたいな(笑)。そのへんがすごく面白いんですよ。

お船にとって、子どものころから知っている兼続は、思わず面倒を見てあげたくなる存在だったようです。一方、妻夫木聡さんのお船像は?

妻夫木:お船の魅力は、女性の強さだと思うんですよ。意地悪なところもあったりするんですけど(笑)、おてんばだったりとか。そういうところを常盤さんの女性らしさを通して見ると、かわいらしさとして見えるんです。現代の女性に共感してもらえるお船になっているんじゃないかなと思います
兼続も妻夫木さんも純粋な人柄が魅力
兼続を演じる妻夫木さんは、実際はどんな人?
常盤:妻夫木さんは、本当にピュアな方です。話していても、行動を見ていても、「こんな大人あり?」って思っちゃいます。だからこっちもまっすぐに接しなければいけないと思うし、そうしているととても楽しくさせてくれる人なんです。素直でおおらかな“ザッツ・O型”という人(笑)。実際にすごく忠誠心があると思う、たぶん(笑)。
景勝に対してですか? または、北村さんに対して?
常盤:両方。すでにそうなってますね(笑)。「えっ、また二人で飲みにいくの?」って。「へぇ~、仲いいんだね~(うらやましそうに)」っていう感じで見ています(笑)。

ドラマの中でも「兼続と景勝の絆」「兼続とお船の絆」は二つの大きな柱です。上田衆の団結と同様、兼続とお船の夫婦のつながりも、順調に強くなっていっているようです。

最後に、大河ドラマでもう一度見てみたいものはありますか?
常盤:「篤姫」です。歴史だけじゃなくて、人間をしっかり描いているから見ていて面白いですね。
「天地人」では、強くて、たおやかで、かわいいお船が見られそうですね。楽しみにしています。ありがとうございました。

社会への不安や閉塞感を感じている現代人にとって、潔く“義”に生きる「天地人」の人々の姿は新鮮です。私たちに“日本の品格”を思い出させてくれるドラマが、今、始まります。

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